『時が止まった部屋 遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし』(原書房) 刊行記念トークイベント
若き遺品整理人はなぜ孤独死の現場のミニチュアを作り続けるのか。
ゲストは小島美羽さん
11月10日(日)19時開演
参加費1500円詳しくはhttps://t.co/10Vvx4a0BK pic.twitter.com/8cWxoGT8pT
— Readin’Writin’(落合博/子どもに育てられ中) (@ochimira) October 11, 2019
東京の板橋区にある、遺品整理やゴミやしきの清掃などしている会社に、27歳の若くてかわいい1人の女性がいる!
遺品整理人の小島美羽(こじまみゆ)さんです。
彼女の主な仕事は、一般的な部屋の掃除ではなく、孤独死などで亡くなった人の部屋の掃除や遺品の整理!
遺体と対面することもしばしば有るという。、、、
孤独死とは、死後2日以上経過してから発見される状態を言うそうだが、
亡くなって長い時間が経ってしまうと、遺体が腐敗してしまい、とても綺麗な状態とは言えなくなってしまう!
ひどい時には、溶けて形もなくなるそうです。
そんな美羽さんは、今まで遭遇してきた現場の部屋のミニチュアを制作している。
彼女の制作したミニチュアはとても精巧で、そしてリアリティーがあるため、初めて見た時、かなりの衝撃を受けました!
今回は、かわいい探検隊、隊長の私が見つけた27歳のかわいい小島美羽さんですが、
彼女のかわいいイメージからは想像できないショッキングな仕事するようになった経歴、
そして、彼女の実家にいる、めっちゃふわふわで可愛い愛猫のレオの写真を紹介します。
注意: わたしの今まで書いたブログのイメージとは違い、
かなりショッキングな写真もあるので、苦手な人は、サイトを閉じてください!
ザ・ノンフィクションに登場した”遺品整理人”小島美羽さんの経歴
❤️ 生年月日 1992年 8月 17日
❤️ 出生地 埼玉県
❤️ 農業高校卒業
❤️ 高校卒業後、郵便局に就職、3年間バイクで配達
❤️ それから複数の仕事を経験
❤️ 2年間考えつめた結果、2014年に現在の、
遺品整理クリーンサービスの株式会社To Do Companyに
就職する。
小島美羽(こじまみゆ)さんが遺品整理人になった理由
美羽さんのお父さんは、定職に就かず、酒が原因で家族と別れ、一人で生活をしていて、
彼女が高校2年生の時、お母さんが離婚の話し合いの為に、お父さんを訪れた時、
偶然、脳卒中で倒れたばっかりのお父さんを発見!
すぐ病院に搬送しましたが、そのまま亡くなってしまいました。
殴り合いの喧嘩もして、別居していたお父さんですが、
永遠の別れをしなければならなくなってみると、小さい時にお父さんと一緒に遊んだ思い出が蘇ってきて、
もっと、つながりを持っておけばよかった!と思ったそうです。
数年後
遺品整理の仕事があることを知って、いろいろ調べていると、
悪徳業者につかまり、大切な思い出の物を壊されたり、暴言を浴びせられたり、法外な金額を請求されたりと、
辛い思いをされる人がいることを知り、
許せない!と思い
ただでさえ、家族を亡くして悲しみの中にいるのに、それに追い打ちをかけるような悪は潰したいし、
遺族の方々の、悲しみに寄り添い、少しでも気持ちの助けになったり、その後の人生を前に向かって進むことのお手伝いができれば!
という思いで、現在の会社に就職されたとのことです。
まだ、27歳という若さで、しかも女性で、仕事内容もだいたい予想できてるはずなのに、
あえて、その厳しい仕事を選んだ小島美羽さん!
とっても素敵な女性だと思います✨
ザ・ノンフィクションに登場した”遺品整理人”小島美羽”さんがミニチュアを作る理由
孤独死で亡くなる人の数は2005年時点で、、、約386万人!
それから僅か15年後の 2020年には、、、、約702万人!
たった15年しか経っていないのに、その数は2倍近くになりました!
高齢化社会、核家族化、、、その他いろいろな要因は有ると思いますが、それにしてもあまりにも増え過ぎです!
自分の家で亡くなること自体は、ひどく悲しむことではなくて、
ご自身が望んで、本人の人生が詰まった箱としてのご自宅で最後を迎えたい人もたくさんいるし、
1番の問題は、死後何日も、誰にも気づかれずに経過してしまうことです!と美羽さんは言います。
今を生きてるすべての人に対する警鐘のため
人は間違いなく全員いつかは必ず死ぬ!
でもみんながみんな、家族や大切なひとに看取られて死ぬのは不可能だ!
次の一瞬に亡くなるかもしれないし!
だからこそ、大切な人とのコミニュケーションが大事だし、それを考えて普段から生きていくことの大切さを認識してもらい、
死後、何日も気づかれずに経過してしまうことがなくなるためにミニチュアを制作しているとのことです。
ご本人のプライバシーや、ご遺族に配慮するため
実際の写真だとご本人のプライバシーが写り込んだり、それを見たご遺族の悲しみが蘇ったりするために、
現場をそのまま再現するのではなく、それに近いものをイメージし易いようににミニチュアで表現しているそうです。
#ちょうどいいラジオ 孤独死の現場をミニチュアで伝える
遺品整理人の #小島美羽さん によるミニチュア「お風呂」 pic.twitter.com/GHI5qw84mj— ちょうどいいラジオ (@cer847) September 16, 2019
入浴中に亡くなって、保温調整機能のついているお風呂だったので、遺体の腐敗が早まり、溶けていたそうです。
— 小島 美羽 (@E90Bn9fL1foVLn6) September 23, 2019
この仕事をしていると!
呪われるとか、こわくないの?とか、よく触れるね!とか、よく言われるんだそうです💦
しかし、彼女は言います、、、もし,自分が亡くなった本人だったら、部屋の物とかが気になって成仏できないかもしれないし!
そして、彼女は、亡くなった人を自分の家族だと思って片付けをしていて、自分の家族なら、怖くも汚くもないし、早く心残りの部屋を
片付けてあげて、安心して天国に昇っていって欲しいと思うそうです。
本当にこころの綺麗な優しい女性だわ〜🌷
彼女のミニチュアを見て、不気味!とか悪趣味!とか言ってる人も、悲しいことに、存在するみたいですが💢
そういった人間は、自分は絶対、孤独死の当事者には、ならないとでも思っているんでしょうかね!
人は例外なく死にます!
死は、汚いことでも、忌み嫌うことでもなく、生の延長線上にあります!
残された遺族にとって、大切な家族の死を受け入れて、
前を向いて生きて行けるように後押しする、とっても大切な仕事を美羽さんはしていると思います。
”遺品整理人”小島美羽(こじまみゆ)さんの愛猫『レオ』
現在、美羽さんの実家にいるレオちゃん
この猫ちゃんは、現場から引き取ってきた猫です。
当時は5歳くらいだったそうです。
本の話にも出てきたお父さん猫 レオ。
心筋症を患っているので10年も生きられないかもとお医者さんに言われています。
長生きしておくれ〜😭🐱 pic.twitter.com/60ed1ek0KX— 小島 美羽 (@E90Bn9fL1foVLn6) September 23, 2019
最初は、毛玉だらけだったそうですが、整えてあげたら、めっちゃ綺麗になりました。
毛並みがふわふわでめっちゃかわいい〜😍
幸せに長生きしてね🐱〜
小島美羽さんの初書籍『時が止まった部屋』
彼女が遺品整理人として経験してきたことや感じたことを、制作してきた精巧なミニチュアととともに、伝えてくれる、
初書籍『時が止まった部屋』が、2019年8月に出版されました。
ふつうの生活をしていたら、出会えなかったことや、興味深いことがたくさんかいてある本なので、
是非1度、読んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
いつもは、主に可愛い人や動物をみつけて、調べて、紹介しているブログですが、
今回は、可愛い小島美羽さんのことを調べていたら、
かわいい外見からは、想像できないショッキングな内容になりましたが、しかし、私たち誰もが避けることのできない
死ということに、真剣に向き合っている,心のとっても綺麗な女性に出会うことができました。
わたしたちの想像を絶する仕事で、大変だと思いますが、
これからもたくさんの人に生きる力と元気を与え続けていく美羽さんを応援して行きたいと思います。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
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